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View June 24, 2025 Special Runoff Unofficial Election Results

選挙の安全性に関するよくある質問と回答

Election Security FAQs

選挙に関する情報の受信、および懸念の報告に関するよくある質問と回答

有権者登録事務局は、有権者の個人情報を得るためにメールやテキストメッセージを送信することがありますか。

いいえ、ありません。有権者登録事務局は、メール、テキストメッセージ、またはSNSのアカウントから直接メッセージを送り、個人の機密情報を得ることはありません。有権者登録事務局は、手紙か電話でのみ、直接有権者と連絡を取ります。

有権者は、信頼できない情報源に個人の有権者情報を提供してはいけません。また、テキストメッセージやメールで提供されたリンクをクリックしたり、信頼できない相手に社会保障番号や運転免許証番号を提供したりしないで下さい。

有権者登録事務局は有権者に重要な情報を提供するために、ソーシャルメディア(SNS)を使用していますか。

はい、使用しています。有権者登録事務局は(ROV)は、重要な選挙情報を提供するアクティブなウェブサイトと3つのSNSアカウントを維持しています。どなたでもROVのウェブサイトから公式のSNSアカウントに移行することができます。Facebook、Twitter、Instagramで「SCCVote」という名前のアカウントを見つけてください。登録をすると、新しい情報が投稿されるたびに、通知を受け取れます。信頼できる情報源から、選挙の締切やイベントについての情報を入手してください。

ROVは同名の携帯アプリもあり、ROVとの繋がりを保ち、情報を入手してください。!アプリストアでSCCVoteを探してください。

常に注意することを忘れないでください。特に選挙期間中は、SNSやニュース、受信メール、さらには人々の会話からの混合した情報に圧倒されることがあります。信頼できる、確認済みの情報源に繋がっていることが重要です。多くのSNSアカウントは、青いチェックマークの表示によって「認証済み」であることが証明されています。

どの様にしたら、受け取った選挙関連の情報が正しいかどうかを確認できますか。

選挙期日の数週間前には、候補者や法案の選挙運動活動が活発化され、人々に投票を促します。メール、電話、郵送されたハガキ、または直接訪問されるかもしれません。受け取った情報の検証を行う事が大切です。ここでは、あなたが考慮し、提供する情報に対して注意を払うためのいくつかの方法をご紹介します。

  • 有権者登録事務局やCalifornia州務長官のウェブサイトの情報と照らし合わせる。また、州や地方の有権者登録事務局に電話をして、その情報が正当かどうかを確認してください。
  • 情報源を見つけ、それが正確であることを確認してください。理想的には、安全なウェブサイトは、住所、メールアドレス、電話番号、またはSNSアカウントが表示されます。これは正当性を証明するものではありませんが、サイトがより安全であることを示すかもしれません。多くのSNSアカウントは、アカウント名の横にチェックマークを表示することで認証されています。候補者や選挙運動のアカウントが認証を受けるためには、所有者が他の認証要素に加えて、有効なメールアドレスを持っていなくてはなりません。
  • その他の選挙郵便と区別するために、郵便物に公式選挙郵便のロゴがあるかを確認してください。US郵便公社は、選挙郵便が正当な政府から送付されたものであることを示すために、認可された選挙管理者のみが使用できる、特別なロゴを作成しました。例としては、有権者登録と通知カード、郵便投票用紙、有権者情報ガイド、および選挙管理者から郵送されるその他の選挙関連通知が含まれます。候補者や選挙運動委員会、または政党からの政治的な郵便は、選挙郵便とは見なされません。
  • 受け取ったウェブサイトのリンクや、選挙情報をインターネットで検索した結果に得たウェブサイト情報が真実かどうか分からない事がありますか。同じ事柄について別の検索を行うか、1994年から不当な情報源と争っているSnopes.comやAnnenberg公共政策センターが運営するFactCheck.orgなどのウェブサイトを利用して、あなたが受け取っている情報が事実であるかどうかを確認して下さい。
  • 「https」の「s」が常にウェブサイトの安全性や正当性を示すわけではありません。インターネットの成長とフィッシングの増加に伴い、偽のウェブサイトでも無料のSSL証明書を使用して安全だと伝えることができますが、実際にはそうではありません。最近では、サイトが正当で安全かどうかを確認するためには、ご自身が最高の調査者である必要があります。

Santa Clara郡のプライバシーに関する方針をウェブサイトにてご覧になるには、このサイトの任意のページの一番下までスクロールし、2番目の列の「利用規約」をご覧ください。

どの様にしたら、自分の有権者登録状況を確認できますか。

有権者登録事務局は、有権者が自分の登録状況をオンラインで確認できる、自己確認システムを提供しています。あなたの姓と名、運転免許証か州の身分証明書番号、社会保障番号の最後の4桁、そして生年月日を入力してください。

有権者登録事務局のホームページから、人気サービスの下にあるリンクのいずれかをクリックするだけで、オンラインのセルフサービスポータルに移行されます。

またこのシステムでは、「Go Green(エコ対策)」オプションを選択し、郡有権者情報ガイド(CVIG)を郵送で受け取らずに、オンラインにて見本投票用紙、公式投票用紙の投函場所や投票センターの検索、返送された投票用紙や暫定投票用紙の処理状況を追跡、そして選挙結果を確認する事も可能です。

オンラインセルフサービスシステムに直接アクセスして、ご自分の有権者登録状況を確認するか、電話(866) 430-VOTE [8683]にてお問合せください。

どの様にしたら自分の投票用紙を追跡し、それが計上されたかどうかを確認できますか。

郵便投票用紙、条件付き投票用紙、または暫定投票用紙の追跡は、当局のホームページの人気サービスの下にある、オンラインセルフサービシステムより追跡できます。

また州務長官の通知サービスWheresMyBallot.sos.ca.govに登録して、あなたの投票用紙に関する自動発信メール、SMS(テキスト)、または音声の通知を受け取ることができます

時とともに署名が変わっていきますが、私の票は確かに計上されますか。

当局では、時間が経つにつれて個人の署名が変わる事を承知しています。署名の変化が、必ずしも比較できないことを意味するわけではありません。スタッフが投票用紙返送用封筒にあるあなたの署名が、記録にあるあなたの署名と一致しているかが確認できない場合、あなたの署名が一致しないと見なされる前に、複数の検証を通過します。もしあなたの署名が大きく変わり記録にある署名と一致しない場合、当局は「署名確認声明」を有権者の方に送り、それを記入し返送していただければ、投票用紙の処理に使用されます。

ご存じでしたか。… 数十年にわたり、California州自動車局(DMV)は、新しい運転免許証や州のIDを取得する人々に対しての情報を、有権者登録事務局に提供してきました。つまり、DMVで使用する署名と、郡の有権者登録事務局に記録されている署名はおそらく同じでしょう。

郵便投票に関するよくある質問と回答のページをご覧いただき、選挙工程に関するさらに多くの質問への回答もご覧ください。

California州の有権者権利法の詳細は、どこで入手出来ますか。

州務長官はCalifornia州有権者権利法を印刷物と動画で提供しています。この法律はCalifornia州選挙法の第2300条と第2302条にあります。

California州の有権者権利法の印刷物は、郡の各投票センターで入手が可能で、郡が提供するすべての言語(英語、中国語、グジャラート語、ヒンディー語、日本語、クメール語、韓国語、ネパール語、パンジャブ語、スペイン語、タガログ語、タミル語、テルグ語、ベトナム語)で印刷されています。

投票センターで有権者権利法の印刷物を入手できない場合は、選挙スタッフにお申し付けください。

投票センター近くでの選挙運動の規則について教えて下さい。

他から威圧されずに投票ができることは、民主主義の非常に重要な部分です。California州の選挙法には、選挙運動と呼ばれる活動に関する規則が含まれています。多くの有権者は、投票前の「選挙運動」として許可されていることと、投票センターを出た後に行われる「出口調査」との違いについて困惑しています。

選挙活動は、California州選挙法の第319.5条において「投票場所から100フィート以内で、任意の候補者、または提案について賛成または反対の情報を目に見える形で表示、または音声で広めること」と定義されています。これには、郵便投票者の投票用紙を代わりに投函場所へ返却する事も含まれます。選挙活動には、シャツ、シール、バッジを着用したり、資料を配布したり、看板を掲示したり、候補者や法案に対して声援を送ったり、支持することも含まれます。また、選挙活動に関する追加情報は、選挙法の第18370条から第18371条に記載されているので、そちらもご覧ください。

出口調査はCalifornia州の法律によって定義されているわけではありませんが、州務長官が発行する規則に基づいています。マスコミやその他の組織により、有権者が投票を終えた後に調査をするは、一般に出口調査と呼ばれ、投票センターから25フィート以上の場所で許可されています。いずれにせよ、投票資格のない人々に投票を試みさせるために脅迫、暴力、贈賄、勧誘、または投票を思いとどまらせる活動をすることは違法です。選挙スタッフはその行動を観察し、適切な場合に介入するように訓練されています。

自分の投票用紙と共に「セルフィー」を撮り、それをSNSに投稿しても良いですか。

はい、良いです。しかし注意を払ってください。他の法律に違反せず、他人の投票済みの投票用紙を撮ったり、投票を妨害したりすることがなければ、ご自分の投票用紙を持った写真を撮ることができます。ですから、自分の投票用紙を撮影して公開することは、今の時点では問題ありません

常に注意を払ってください。「投票用紙とのセルフィー」を撮影する有権者は、一部の投票関連資料には名前や住所が表示されていることに注意し、写真を撮る前に個人情報を隠すようにしてください。投票センターで直接投票を行う人は、センター内の他の人が写真に写りたくない、または投票が無意識のうちに開示されることを望まないかもしれないことに注意してください。したがって、写真を撮る前に周囲に注意を払ってください。

懸念を報告する必要がある場合、誰に連絡すればいいですか。

有権者登録や請願活動、選挙活動についての報告を希望する場合は、以下の機関にご連絡ください。Santa Clara郡内の状況に関する問題については、まず郡有権者登録事務局に連絡してください

Santa Clara郡有権者登録事務局

Santa Clara郡で行われる有権者登録運動、請願の流通、及び選挙に関するすべての懸念の通報

電話: (408) 299-VOTE [8683]
フリーダイヤル: (866) 430-VOTE [8683]
電子メール: [email protected]

California州務長官

州の有権者登録運動、州の請願、California州の承認された投票技術、および州全体の選挙に関する懸念の通報
詳細はVote Sureをご覧下さい。また[email protected] に電子メールを送信してください。

California公正政治慣行委員会

州および地方の政治運動活動、政治広告、および財務開示に関する懸念
電話: (916) 322-5660
報告: Electronic Complaint
電子メール: [email protected]

連邦選挙委員会

連邦の役人や候補者に関する政治活動および財務開示に関する懸念は、書面で提出されなければなりません。

FECに苦情を申し立てる方法

選挙運動の看板の盗難や 破壊行為については、どこに報告すれば良いですか。

これは通常地域の問題であり、他の軽微な財産犯罪と同様に扱われ、市の警察署、または郡の保安官に報告してください。Santa Clara郡内の都市には、選挙運動の看板の盗難や破壊行為を禁止する特定の条例があるかもしれません。地元の市書記に確認してください。

また女性有権者連盟の地元支部、市書記や市の事務官、そして近隣の郡選挙事務局、例えばSanta Cruz郡書記官、Monterey郡選挙管理事務局、またはSan Benito郡書記官などにも連絡して下さい。信頼できるパートナーです。

選挙工程について人々がより理解できるよう、California州の州務長官は「選挙法遵守ハンドブック」を公開しています。California州の選挙工程を守るための有権者ガイドには、有権者登録や投票、請願、選挙運動の作法や注意事項、その他の役立つ情報に関する質問と回答が含まれています。

選挙を保護するために郡が行っていることに関する、よくある質問と回答

Santa Clara郡は、脅迫や安全性強化のためについて学ぶために、他の機関と提携していますか。

はい、提携しています。Santa Clara郡は、インターネットセキュリティセンター(CIS)によって設立された多州情報共有および分析センター(MS-ISAC)と提携しています。このセンターの使命は、予防、保護、対応、回復を通じて国家全体のサイバーセキュリティを向上させることです。さらなる取り組みを拡大するために、MS-ISACは国土安全保障省、グローバルサイバーアライアンス、公共技術研究所、そして「Stop, Think, Connect/立ち止まる、考える、楽しむ」のような組織と提携し、人々が自分のオンラインの安全性を高める方法を提供しています。

MS-ISAC以外では、選挙登録事務局は選挙インフラ情報共有分析センター(EI-ISAC)に参加しており、国土安全保障省、連邦捜査局、California州緊急サービス局、州務長官などの大規模な州および連邦機関と連携して、選挙の安全性を向上させるための情報の入手、および共有をしています。地元では、郡監査委員会、郡保安官、市の書記官、市の幹部、そして地元の消防署や警察も協力して、選挙のインフラをさらに保護しています。

MS-ISACのメンバーによる短いビデオプレゼンテーションをご覧になり、センターが選挙管理者に提供する情報の種類と、選挙管理者が国の選挙の安全性を高めるために使用する最良の方法例について学びましょう。

Santa Clara郡には、安全性にどのように対処するかについての基準がありますか。

はい。 2018年以来、郡は安全性の状況を評価、および改善するための措置を取ってきました。郡の「詳細な防衛」対策には、選挙管理システムを保護するための物理的、技術的、および運営的な管理が含まれます。

郡のシステムとデータ保護に関する基準の詳細をご覧ください。

 

有権者登録事務局は、投票センターでの投票設備を複数日に渡り、どのように保護していますか。

有権者登録事務局は、郡が新しい有権者選択法モデルの下で選挙を実施する方法の概要を説明する選挙管理計画を策定しました。新しいモデルでは、投票センターは、選挙期日の最大10日間前から投票を受付けなければなりません。選挙スタッフの新しい手順書、詳細な文書保管の経路、投票機器を現場で輸送および保管するために使用される新設計のセキュリティカートは、投票機器資産を現場で安全に保護するための、有権者登録事務局の取り組みのいくつかの例です。施設もまた保護されており、ROVのみが投票センター、および機器が置かれる部屋や場所への出入りが許可されています。もしそれが不可能であれば、機器を保管できる安全な戸棚や他の場所を提供します。

有権者登録局の選挙管理計画予防策に関する詳細(附録Cを参照)

有権者登録事務局は、安全性危機および投票中断時の対処に関するマニュアルはありますか。

はい。Santa Clara郡には、職員と一般の安全と意識を指導する緊急サービス局があります。郡の投票センターでサービスを提供する選挙スタッフも、投票期間中の緊急対応や停電の際の訓練を受けています。

有権者登録局の選挙管理計画の緊急時対応についての詳細(附録Dを参照)

有権者登録事務局が管理するデータへのアクセスと安全性に関する、よくある質問と回答

Santa Clara郡は、サイバー攻撃から有権者情報をどのようにして保護していますか。

近年、Santa Clara郡はすべてのシステムに対するセキュリティ対策の調査を行い、潜在的な脅威や脆弱性の評価、安全性のギャップの特定、そしてどのようにしてアクセスが許可されるかを確認しました。この調査は、国立標準技術研究所(NIST)が発表した最新の安全性とプライバシー管理に基づいています。

このプロジェクトの後、郡はファイアウォールとサーバーをアップグレードし、システムコントロールを改善、不正のアクセスや不審な活動を監視し報告する方法について、職員の教育と意識を向上させました。NISTが採用した高度な暗号化標準(AES)を使用し、職員と承認された申請者の両方のデータへのアクセスを制限、二要素認証と定期的なパスワード変更の要求、そしてデータ損失の保護と防止ために定期的なデータベースバックアップを実施することは、郡が行っているいくつかの重要な対策です。

選挙管理システム(EMS)に含まれるデータのためのセキュリティ基準の詳細

有権者登録情報は、有権者登録事務局(ROV)と州務長官の間で共有されていますか。

はい。最新情報を維持するために、有権者登録情報は、郡と州の選挙管理事務局間で共有されなければなりません。連邦法により、各州は有権者の完全なリストを維持する、州全体の有権者登録情報データベースを持たなければなりません。CaliforniaのデータベースであるVoteCalは、郡の選挙管理者によって有権者データを確認および更新し、重複した記録を検索するために使用されています。

各郡の選挙管理システム(EMS)は、VoteCalから情報を受送信できる必要があります。連邦法により、選挙管理者は、使用中、静止時、およびデータ共有時に選挙システムへの不正アクセスを防止する、技術的なセキュリティを提供しなくてはなりません。国立標準技術研究所(NIST)によって作成された最小限の高度暗号化規格(AES)を使用することが、保護の標準です。

有権者登録情報は、有権者登録事務局と自動車局(DMV)の間で共有されていますか。

いいえ、有権者登録事務所(ROV)と自動車局(DMV)は有権者登録情報を直接共有しません。データはDMVから州務長官に提供され、その後、州務長官がVoteCalを通じてROVにデータを送信します。

VoteCalに関する詳細は、California州国務長官の選挙局のウェブサイトをご覧ください。

誰が有権者登録情報を入手できますか。

California州法において、すべての有権者登録情報は機密扱いであり、一般の人々に公開することはありません。

California州の法律では、特定の条件を満たし、合法的な目的のみにデータを使用することを宣言した場合、一部の個人や団体が有権者記録にアクセスすることを許可しています。申請者は、公職に立候補する候補者やその選挙活動をする選挙事務所、選挙法案委員会の選挙事務所、政党グループ、州の上院及び下院議会のメンバーなどです。申請書には、有権者情報の使用目的を明らかにしなくてはなりません。最も重要なことは、署名や州の身分証明書番号(運転免許証または社会保障番号)を提供することはできない事です。有権者登録情報を米国外に送信することは違法です。

生命に危険がある状況にある有権者は、州務長官の「ご自宅で安全に」のプログラムに基づいて、個人の有権者登録情報を完全に機密にし、有権者登録情報へのアクセス資格がある人にも提供されないようにすることができる場合があります。

有権者のプライバシーに関する声明をお読みください。機密の有権者登録データへのアクセスに関する詳細情報が記載されています。

どのような個人や団体が、有権者登録情報を入手できますか。

California州選挙法第2184条および第2194条に基づき、承認された申請者は以下の通りです。

  • 州議会議員
  • 国会議員
  • Santa Clara郡内で投票される候補者またはその選挙運動のメンバー、Santa Clara郡の境界内にある連邦、州、州立法、郡、市、学校、または特別地区の選挙公職の立候補者を含む
  • 投票用紙に載せられる法案に対して支持、または反対する選挙運動委員会
  • 提案された投票措置案に賛成、または反対する選挙運動委員会は、提案された措置に関する法的公表が行われた後にのみ許可
  • 州務長官によって定義されているように、選挙、学術的、ジャーナリズム、政治的、政府目的で情報を使用することを意図している人

有権者登録事務局は、郡内の市選挙関係者や地方の政党中央委員会の委員長(予備選挙のみ)に有権者登録名簿のコピーを提供します。

有権者登録情報は、何に使用される可能性がありますか。

California州の選挙法および規則の下、有権者登録情報は、州務長官が定義する選挙、学術、ジャーナリズム、政治または政府の目的に使用されることがあります。詳細は州務長官のウェブサイト、California州選挙法の第2194条、およびCalifornia州規則第2編第7部第1章をご覧ください。

有権者登録に関する規則第19003条に基づく「許可された使用」には、有権者登録情報の用途が記載されています。

  • 選挙に関連して有権者とのコミュニケーションを取るため。以下の用途に限定されません。:選挙における候補者、または法案に対する賛成か反対の選挙活動の郵便。リコール、イニシアチブ、または請願書に対いての支持、または反対に関する郵便。そして、政党による、またはその代理による郵便 ― 内容は候補者、選挙、政党の動向、および関連事項に関するニュースと意見に限られなくてはなりません。
  • 選出された公職、政党、または公職候補者によるニュースレターと速報の配布
  • 政府機関、政党、選出された公職者、または選挙や政府の目的のために行われる、選挙運動に関連する有権者調査を行うため
  • 有権者登録詐欺を検出する目的で、有権者登録リストの監査を実施するため
  • 公職または政党の候補者に代わりに、または法案の支持や反対に対する選挙活動のための寄付やサービスの要請するため
  • •地方、州、または連邦政府機関による公式使用のため

有権者登録情報は、何に使用してはいけませんか。

California州の選挙法および規則の下、有権者登録情報は、州務長官が定義する選挙、学術、ジャーナリズム、政治または政府の目的に使用されることがあります。詳細は州務長官のウェブサイト、California州選挙法の第2194条、およびCalifornia州規則第2編第7部第1章をご覧ください。

有権者登録情報は、以下のような個人的、私的、商業目的では使用することはできません。

  • 有権者または有権者の家族に対して嫌がらせをすること
  • 商品やサービスの広告、勧誘、または販売の目的のため
  • 個人情報の全てまたは一部を、商業やその他の目的のためのコミュニケーション
  • 政府機関、政党、選出された公職者、または選挙や政府の目的のために行われる、選挙運動に関連する有権者調査を行う以外の目的のために使用すること
  • 複写すること、視覚的または音声的な方法で配信すること、一般的にコンピュータ端末で表示すること

有権者登録情報を受け取る事を許可された人は、それを他の人に提供できますか。

いいえ。情報入手を許可された申請者は、登録情報の写しを他の人や組織、機関に販売、リース、貸与、または配布、また別の写しを作成して提供しないことに同意しなければなりません。

上記の行為をする場合は、郡有権者登録事務局、または情報を入手する選挙管理官からの書面による承認、または州から情報を入手する場合は州務長官からの書面による承認を得なければなりません。(州務長官のウェブサイトにてCalifornia州規則集第2編第7部第1章を確認してください。)

有権者の登録情報を誤用したことに対する罰則はありますか。

はい。California州の選挙法第18109条では、個人が申請書に示された目的以外の目的で使用、または法律で許可されていないことに対して、有権者登録情報のすべて、または一部を故意に使用する事は軽犯罪になります。

California州規則集第2編第7部第1章第19003条に基づき、登録情報を直接または間接的に取得したすべての人は、不正に使用した各登録記録について0.50ドルの責任を負うものとします。これは、有権者登録情報を使用する権限が与えられている人が、許可をされていない目的のために有権者登録情報を使用した場合は罰金を科される可能性があり、また、有権者登録情報の使用権限のない人がそれを行った場合も、罰金を科される可能性があることを意味します。

機密の有権者情報へのアクセスに関する詳細は、私たちの有権者のプライバシーに関する声明をご覧ください。州務長官は、許可された使用法、許容されない使用法、および法律違反二関する罰則を含む、有権者登録データへのアクセスに関する規制があります。California州の行政規則の第2巻、第7条の第1章第2章を参照してください。

California州選挙法の違反は、州務長官に直接報告する事ができます。詳細はVote Sure をごらんください。電子メールは[email protected]に送信してください。また犯罪の報告は、電話 (916) 657-2166、フリーダイヤル(800) 345-VOTE (8683)、スペイン語の場合は(800) 232-VOTA (8682) にご連絡ください。

有権者登録事務局(ROV)は、どのように申請の承認または拒否の判断をしますか。

すべての申請者は、名前と連絡先、州のID、個人自身または代表者についての詳細、要請しているデータの種類、データの使用目的、そして申請者が他の個人のためにデータを申請している場合は、具体的にデータを使用する個人の詳細を申請書に記入しなければなりません。スタッフは「五つのW」(誰、何、どこで、いつ、なぜ)を確認し、承認または拒否をするために、必要に応じて追加の詳細も尋ねるように訓練されています。

ROVはまた、最終的に情報を利用する個人の必要を満たすために、最小限に必要なデータのみを提供しています。たとえば候補者が、郡全体のデータへのアクセスを要求した場合でも、全体のデータを公開するのではなく、その候補者の選挙項目に関連するデータのみを提供します。

有権者登録事務局(ROV)は、承認された申請者に、どのように有権者情報を提供しますか。

最も良い方法として、データはROVがアクセスを制限できる、安全な方法によってのみ共有されます。例えば、データは暗号化されたドライブを使用するか、安全なファイル転送プロトコール(FTP)、または一連の規則制限を備えた安全なファイル共有サービスを使用することにより、提供される場合があります。申請書の細部にわたる確認の後、承認されたユーザーは、ROVから提供されたユニークな資格情報を入力する事により、アクセスができるようになります。

承認された申請者には、セキュリティの認識と、デバイスを保護およびロックすることで有権者データを保護し、オンラインまたはオフラインで公開されないようにすることで有権者データを保護するなど、データを保護する方法に関する文書が、郡情報セキュリティオフィスから提供されます。

承認された申請者が、有権者登録情報を使用中にセキュリティ侵害が発生した場合、どうなりますか。

有権者登録情報を入手した人は、その情報の保管におけるセキュリティの侵害を発見した場合や通知を受けた場合には、直ちにかつ不当な遅延なしにその侵害を州務長官に連絡しなくてはなりません。

承認された申請者は、各個人がどの様に投票したかを見ることができますか。

いいえ、できません。California州の法律では、投票は秘密であることが義務付けられており、選挙管理者でさえあなたの投票方法を知ることはできません。有権者登録記録には、立候補者や法案についての投票情報やデータは入力されていません。

承認された申請者は、有権者履歴は要請することができます。このデータは、選挙の日付と、投票した日付および方法 - 郵送投票か対面投票か - のみを開示します。例えば、データは、あなたが6月の中間選挙で郵送投票を行い、2018年11月の一般選挙では対面投票を行ったことを示すかもしれません。

有権者登録事務局(ROV)のオンラインセルフサービスポータルは、誰でも郡内の個人の住所を探すことができますか。

いいえ。ユーザーは有権者登録検索ツールを使用して、最小限の登録情報を入手できますが、プログラムには名前は表示されません。ユーザーは住所と生年月日を入力すると、その情報で登録された有権者であることのみの結果を表示します。システムには、有権者名、電話番号、電子メールアドレス、またはその他の連絡先情報は表示されません。

誰かがオンラインセルフサービスポータルを通じて、他人の有権者登録記録の変更や削除をすることはできますか。

いいえ、できません。オンラインセルフサービスポータルは、有権者登録データベースに直接接続されていません。ポータルでは、ユーザーがシステムから生成され、時間内に凍結されるデータの取得のみを許可します。オンラインポータルはライブデータに接続されていないので、データ入力や保管はできません。

新しい電子有権者名簿(E-poll books)は、どれ位安全なのですか。

電子有権者名簿は、選挙で使用する前にCalifornia州務長官(SOS)によりテストされ、承認されなければなりません。SOSには、電子有権者名簿のベンダーと郡選挙管理官が従わなければならない規則があります。各有権者名簿の途切れる事のない証拠保全状態を維持し、故障が発生した場合に従うべき手順を説明した、緊急行動計画を持つことが求められています。

以下は、電子有権者名簿の重要な設計機能のいくつかのリストです。

  •  投票機器には一切接続できない。
  • 少なくとも2時間のバックアップ電力が必要。
  • 別に有権者リストのコピーを保存して、バックアップとして利用する。
  • 選挙スタッフが、電子有権者名簿が正しく機能していることを容易に確認し、有権者の資格を確認し、投票済みであることを示し、正しくシャットダウンされていることを確認できるようにする。
  • 投票用紙が発行される際に、日付と時刻も含め、生成されたすべての情報を安全に暗号化して、郡の有権者登録選挙管理システム(EMS)に送信できること。
  • 最小限の高度な暗号化標準(AES)256ビットデータ暗号化を使用して、すべてのデータを暗号化する。
  • システムのすべてのアクションを人間の読み取り可能な監査書を作成する。
  • 各選挙後に再フォーマットされ、再集計やその他の法的目的のために必要な場合を除き、投票者データが機器に残らないようにする。
  • 売却または処分の前に、すべての機器はソフトウェア、ファームウェア、または有権者データが残らないようにクリアされ、機器は動作しなくなる。

 詳細な情報、また州の電子有権者名簿に関する規則の全項目は、州務長官の選挙部門のウェブサイト「役立つ情報」をご覧ください。 

有権者登録名簿の記録はどのように確認されますか。亡くなった人の名前で投票している人がいると聞いたことがありますが。

有権者登録記録は、州務長官発行の厳しい手順に従い管理されています。有権者登録申請書にて有権者本人が提供した本人確認情報(名前、生年月日、運転免許証または社会保障番号の最後の4桁、および重複記録の検索をしてシステム内に見つかったその他の過去の有権者情報)を使用して、州務長官によって更新と確認が行われます。

州務長官は、California州の有権者登録情報の確認と維持をするために、自動車省(DMV)、州矯正局、および州保健局から情報を入手します。郡の選挙管理官(有権者登録事務局)は、郡内で発生した死亡情報を州保健局から、そして重罪の有罪判決や後見人制度に関する情報を郡の上級裁判所から入手し、もはや投票資格のない有権者の記録を削除します。

California州選挙法第2部第3章では、有権者登録の維持、および削除される場合に関する詳細が記載されています。

請願書に記入された名前、住所、署名は公開されていますか

いいえ、公開されていません。California州政府法第6253.5条は、請願に関する有権者情報を公的記録から保護します。選挙法18650個人情報は、請願が基準を満たさない場合、請願の支持者、または請願の責任者に提供されることができます。

投票機器のテストと安全対策に関するよくある質問と回答

California州で、投票機器がどのようにテストされ、使用が許可されるかについての詳細は、どこで見つけられますか。

California州の投票機器に関する一般情報は、州務長官の投票機器技術評価局(OVSTA)をご覧ください。投票機器がどのようにテストされ、承認されるか、または認証されるかの詳細を得られるほか、遵守しなければならない法律や基準についての情報もご覧になれます。

California州の投票機器に使用される認証工程に関する詳細

California州の各ベンダーと機器についての詳細は、OVSTAの投票技術ベンダーに関するページをご覧ください。Dominion投票機器のリンクを選択し、郡の新しい投票機器についての詳細をご覧ください。また、KNOWiNKを選択し、新しい電子有権者名簿についてもご覧ください。

どの様な選挙器機が、California州で使用される前に承認が必要なのですか。

連邦法および州法の両方にて、選挙前に投票機器は票を投じ集計するための十分な試運転をし、承認されることを要請しています。California州では、投票記入器機、投票印刷器機、および電子有権者名簿の試運転と承認が必要であり、それらが使用される前に行わなければなりません。詳細はCalifornia州選挙法の第19部、およびCalifornia州規則集第2編第7部第6.1章に記載されています。

郡の選挙管理者は、有権者が投票する前に投票機器が正しく作動するかどうかをテストしますか。

はい、します。California州選挙法は、投票システムに関して厳格です。選挙管理者と投票システムのベンダーは、郡に最初に納入された時、および使用される度ごとにテスト基準を遵守しなければなりません。例えば、有権者登録事務局は、初回の配達とテスト、及び保管倉庫を出るたびに、証拠となる保管記録を保持し、使用する前後、および選挙前と選挙後に各器機のテストを実施し、システムが正確で正常に機能していることを、州務長官に証明しなければなりません。

以下は、有権者登録事務局が投票技術の購入、および使用する際に行うべき追加の重要事項です。

  • ベンダーから郡への納品後、システム全体の完全なテストを実施する。
  • 各選挙前に、すべての投票機器とソフトウェアに対して一連のテスト(「選挙前論理および正確性テスト」または「Pre-LAT」とも呼ばれる)を実施し、投票用紙を集計し、投票を記録するために使用されるすべてのデバイスが正確に機能することを確認する。
  • 選挙で使用されるソフトウェアが正しく機能し、州務長官から納品された同じソフトウェアであることを州務長官に確認する。
  • 各選挙の際に、システムの設定、実施、保護に関する州務長官に承認された方法を遵守し、「エアギャップ」を施し、選挙期間中に確認されるすべてのデバイスに対して恒久的および取り外し可能な改ざん防止セキュリティシールを取り付ける。
  • すべてのデバイスのインターネット接続を禁止し、外部コンピュータシステムを介して、投票データを受信または送信することを禁止する。
  • デバイスにログイン出来る資格者を制限し、接続デバイスへの物理的アクセスを監視することによって、中央集計システムを制御および監視する。
  • 要請された投票用紙の印刷、および有権者カードのアクティベーションのために、有権者登録事務局のスタッフおよび投票センターでそのデバイスを使用する各選挙スタッフは、独自のログイン認証情報を使用する。
  • 投票センターでの投票機器を操作するために、PIN番号と物理的なキーフォブの多要素認証を使用すること、利便性のあるタッチスクリーン投票器機、および投票集計スキャナーも含む。
  • California州全体で使用されている、州務長官が採用した統一投票集計基準に従うこと。

「エアギャップ」投票システムとは何ですか、そしてそれはなぜ重要なのですか。

一般的に、エアギャップとは、インターネットを含む他のデバイスやネットワークからの物理的な隔離、分離、または切断を指し、データを外部の手動手続きにより、物理的に移動させることが必要です。選挙システムは、システムへのアクセスを誰が取得できるかを制御、または防止するために、意図的にエアギャップを使用することがよくあります。

California州の使用方法では、選挙管理者は、元のインストールサーバーから選挙データベースのバックアップを、CD-RやDVD-Rのような書き込み不可メディアに保存し、それを物理的に第2番目のサーバーに持ち運び、このバックアップサーバーに選挙データベースのコピーをインストールしなければなりません。この時点以降、元の恒久的データベースは、選挙の残りの期間使用できません。このプロセスは、2つのコンピューターデータベースを物理的に分離し、エアギャップを確立して、元のデータベースへのウイルスの導入や拡散から保護するのに役立ちます。

新しい投票システムは、不正な活動や、改ざん、そして疑わしい行いの試みや、「ハッキング」を表示することができますか。

はい、できます。California州の投票システムは、改ざんの物理的証拠と明確かつ完全な監査機能の両方を必要とします。すべての適切または疑わしい行動は、外部の改ざん防止シールの追跡や内部監査の記録を含め、再調査のために記録されます。

その他の保護と検出には次のものが含まれます。

  • 操作機能へのアクセス、例えば選挙スタッフの毎日の開閉プロセスには、最低二要素認証が必要です。
  • 集計機および選挙管理システム(EMS)で行われたすべての行いは、高級的で変更不可能なデジタル監査ログに記録されます。
  • すべての集計機には、毎日選挙スタッフによって確認され、アクセスするごとに貼りなおされる改ざん防止のセキュリティシールが必要です。
  • 投票用紙の集計機は、紙の重さ、厚さ、集計機に挿入される公式な投票用紙の種類を示すユニークな投票用紙コードを含む、公式基準を満たさない投票用紙を拒否します。
  • 各デジタル投票画像の下部には、その投票が機械によってどのように解釈されたかの記録が付加されており、人間の目で判定する必要がある投票の処理を、より効率的に行うことができます。
  • システムは常に有権者の元来の意図を保持し、レビューする人が投票用紙がどのように印を付けられたか、機械によってどのように解釈されたか、必要であればどのように決定されたかを確認できるようにします。

投票センターで投票システムが一晩保管される間、どのように安全が保たれていますか。

2020年の有権者選択法の施行により、100以上の異なる投票センターにて複数日間に渡り投票が行われるため、現場での機器とデータのセキュリティは、安全な選挙に対する有権者の信頼を得る重要な要素です。

ROVは、投票機、投票用紙マークデバイス、投票用紙カードアクティベーター、電子有権者名簿、未使用の投票用紙、投票用紙用コンテナなどの重要な投票センターの備品を、輸送および保管するために、セキュリティカートを使用します。すべての機器には、投票機、カードアクティベーター、および要請対応の印刷機の指定された部分をカバーする、恒久的および取り外し可能な改ざん防止セキュリティシールが付いており、投票センターの開閉前と日中の任意の時点で、選挙管理者によってチェックされなければなりません。選挙管理者の訓練には、選挙システムのいかなる部分に対する不審な改ざんを検出し報告する方法、そして投票機器が侵害された場合には、投票機器を直ちに使用から除外する方法が含まれています。

新しい投票技術には、他にどのような進歩がありますか。

2003年に郡の古いシステムを初めて使用して以来、技術の進歩と新しい法律が私たちの投票方法を改善してきました。2019年には州務長官が、California州でより高度で安全な投票システムを2020年から使用するという新しい要件を発表しました。

現在のCalifornia州の投票システムは、次の通りです。

  • 連邦選挙支援委員会の自主的投票システム基準に認証されており、最高の安全性を備えながら透明性を保ち、対称暗号化および非対称暗号化機能を含んでいます。
  • 市販の耐久性のあり取り外し可能なメモリーカードを使用し、すべての選挙データの追加の複製コピーを保持できるようにします。
  • 二段階のインストールが可能で、各選挙ごとにメモリーカードを作成するために変更されない、認証されたソフトウェアとファームウェアを実行する1つ以上の常設サーバーと中央事務所の投票機器のセットを使用し、各選挙後に選挙結果の集計しレポートを生成するために、物理的に別の「犠牲」サーバーと投票機器のセットを使用します。
  • システムは「エアギャッピング」対策で保護されており、相互接続がないことを確認します。上記の「エアギャッピングとは何ですか。なぜ重要なのですか。」の質問を参照してください。
  • 有権者がシステムで票が計上される前に確認できる、紙の投票用紙を使用する。
  • 市販のウイルスおよびマルウェア保護を使用する必要があり、継続的に維持されなければならず、安全で承認されたポータブルメディア(ディスク、フラッシュドライブ、外部ハードドライブなど)のみを介して更新ができる。
  • インターネットへの接続が禁止されています。California州選挙法第19205条は、投票システムのいかなる部分も、一時としてインターネットに接続されてはならない、また投票システムは、外部ネットワークを通じて電子的にデータを受信または送信してはならないと定めています。

各投票センターで投じられた票の選挙結果は、どのようにROVに送られますか。

各投票センターからの選挙結果は、物理的にROVに運ばれます。各投票スキャナー/集計機からの結果を含む取り外し可能なメモリデバイスは、データを抽出し、報告のために選挙管理システム(EMS)にアップロードできる中央集計所に持ち込まれます。常に2人以上の選挙スタッフが、各投票センターから有権者登録事務局まで、投票用紙と装置の保管、輸送の連鎖を日付と時刻を含めて記録し、Berger通りのROVの中央地点に安全に搬送します。

選挙結果はROVのウェブサイトに、どのように更新されますか。

郡の投票システムは、選挙開票結果報告のアプリケーションに接続されておらず、インターネットにも接続されていません。州法および連邦法の下では、投票システムのいかなる部分もインターネットや、インターネットに直接接続されているデバイスには接続されてはなりません。これには、結果を蓄積し報告するシステムの一部も含まれます。

インターネットで見られるROVの選挙夜の開票報告アプリケーション(ENRA)は、郡の新しい投票システムとは別のものです。選挙スタッフは、投票システムから選挙開票結果報告アプリケーションに投票データを物理的に転送し、インターネット上に表示しなくてはなりません。これは、中央集計システムから選挙結果をCDまたはUSBドライブにコピーし、それを別のコンピュータに持っていき、有権者登録事務局のウェブサイトにアップロードすることにより行われます。このプロセスは、投票集計システムと選挙開票結果報告アプリケーションの間に「エアギャップ」を作ります。このセキュリティの層により、インターネットに表示される結果をメモリデバイスから最近アップロードされたもののみに制限します。すべての記憶デバイスは選挙中に一度だけ使用され、再度使用する前に清掃され、再度フォーマットされます。

投票システムは、ROVの選挙開票結果のページに接続されていますか。

いいえ、接続されていません。投票システムは単に、投票用紙に票の「印をつける」ために使用されるマーキングデバイスであり、その後印刷されて、票が集計されます。このマーキングデバイスには、使用者の投票や投票記録を保存する機能はありません。

電子有権者名簿は投票システムに接続されていますか。

いいえ、接続されていません

遠隔地バリアフリー投票(RAVBM)とは何ですか。インターネットでは投票が出来ないとおもっていましたが。

その通りです。州法も連邦法も、インターネットを通して投票することを許可していません。実際Californiaの法律は、インターネット上の選挙情報や電子的に送受信できる情報に関しても厳しく、特に投票については例外を許しません!

遠隔地バリアフリー投票システムまたはRAVBMは、電子版の投票用紙に印を付けることを目的としています。これを紙に印刷し、封筒に入れ、有権者登録事務局に郵送してください。 RAVBMシステムは投票器機に接続される事はなく、有権者はシステムを通して投票することはできません。

RAVBMは、障害のある登録済有権者が、自分の支援装置を使用して自宅で個人的に投票ができ、また郵便投票用紙を入手してから郵便で返送しては期日に間に合わない場合に利用できます。 また軍人、海外在住の有権者もご利用になれます。RAVBMシステムを使用する有権者は、投票用紙の印刷ができなくてはなりません。そして有権者登録事務局に郵送し、投票用紙は他のすべての郵便投票用紙と共に検証されてから処理されます。

遠隔地バリアフリー投票(RAVBM)システムは、California州で認定されていますか。

はい、認定されています。California州で使用される全てのRAVBMシステムは、州務長官の厳しいテストと認証を得なくてはなりません。認証されたシステムは次の通りです。

  • 表示、印付け、および印刷機能の使用に限られる。
  • 複数投票を防ぐため、一人の有権者は投票用紙に印を付け、投票用紙の印刷は一度に制限される。
  • 投票システムには接続されていない。
  • 票の計上や集計には使用されない。
  • 投票記録の保存や追跡が行われない。
  • 投票者のコンピューターまたはインターネットから、投票者が印を付けた選択肢に関しての情報は、送信・受信されない。

RAVBMシステムの認定の詳細については、California州選挙法の19部門の第3.5章を参照してください。

公式郵便投票用紙のための投函箱は安全ですか。

はい、安全です。有権者登録事務局は、破壊行為や不正な除去に耐え、悪天候の際の投票用紙への自然損傷をも防ぐために、十分に保護され、鍵がかかり、耐久性のある素材で作られた投函箱を提供しています。また投函箱には、損害をされやすい箇所に損害防止シールを貼るなど、許可されていない行為が行われたという物理的な証拠も入手できるようにしてあります。

California州務長官は、投票用紙投函箱の設計、機能、安全性を決定する規制を定めています。詳細は、California州規制法の20130〜20138条をご覧ください。

郵便投票用紙投函場所にはスタッフが配置されていますか。

いいえ、配置されていません。安全性を含む投票用紙投函箱に関するCalifornia州規制法の詳細については、上記の質問を参照してください。

投票された投票用紙は、どのようにして有権者登録事務局に返送されますか。

California州務長官は、物理的な安全保障、監護権の文書、および指定された投票用紙回収の頻度に関する規制を定めており、それに基づき、郡選挙管理者が独自の工程基準を設定しています。規制は、California州規制法の20137条および20140〜20144条に記載されています。

ROVは、訓練されたスタッフが公式投票用紙を回収して、すべての投票用紙投函場所(BDL) からROVの中央集計場所まで、安全な投票用紙搬送箱にて投票された投票用紙を運送します。搬送用容器は、回収される前に損害予防シールで密封されなくてはならず、全ての回収投票用紙と共に、日付、BDLへの到着時間およびBDLからの出発時間、ROVへの到着時間が記録されている、運送およびの保護管理書類を添付しなくてはなりません。

有権者登録事務局は、郵便投票用紙をどのくらいの頻度で収集しますか。

州法は、選挙管理者が公式投票用紙投函箱から投票用紙を回収する定期的な予定を作成することを義務付けています。郡全体の大規模な選挙中、有権者登録事務局は、選挙期日の25日前から投票された投票用紙を収集する予定です。投票は、毎週3日、月曜日、水曜日、金曜日に収集されます。選挙期日の10日前からは、毎日投票済の投票用紙を収集する予定です。

個人の投票用紙が投票箱から回収され、有権者登録事務局に運ばれたことをどのように確認できますか。

セルフサービスのオンラインポータルを利用して、投票された投票用紙がROVの集計工程にあるどうかを確認できます。 ROVホームページの、人気のあるサービスより、「郵便投票用紙の追跡」を選んでください。

また、州務長官の通知サービスwheresmyballot.sos.ca.govに登録して、自動電子メール、SMS(テキスト)、または音声通話通知にて追跡状況を入手することもできます。

投票と選挙開票結果の決定に関するよくある質問と回答

選挙当局が身分証明書(ID)を確認しないのはどうしてですか。

California州選挙法の下で、身分証明書は個人の有権者登録時に提示されます。連邦法では、新しい有権者が初めて連邦選挙で投票を行う際には、IDが必要とされています。これらの識別要件以外で有権者が初めて投票し検証された後は、California州選挙法に基づいて、IDを提供する必要はなくなりました。有権者が直接投票をする際には、有権者登録名簿に記録されている通りの名前と住所の確認が行われます。

キャンバス、または投票キャンバスとは何ですか。

キャンバスとは、選挙期日後、選挙結果の最終的な認証につながる重要で細部にまで渡る工程に使用される用語です。日本語では開票結果確認と呼ばれます。キャンバスには、準公式開票結果確認公式開票結果確認という2つの重要な時間枠があります。

準公式開票結果確認は、郵便投票と選挙区での投票を収集し、すべての選挙区での投票が集計され、準の公式結果を編集し、選挙期日の夜、午後8時に正式に公示されます。

公式開票結果確認は、選挙期日後の木曜日までに開始し、完了するまで毎日(週末を出来れば除く)継続する必要があります。California州の選挙法335.5条は、公式の開票結果確認を次のように定義しています。「公式開票結果確認には、投票の調整プロセス、郵便および暫定投票、重複投票、およびすべての選挙区の1%の手動集計も含まれています。

有権者登録事務局(ROV) は、開票結果確認工程に関するマニュアルを作成していますので、ウェブサイト、「投票の集計方法」をご覧ください。

選挙開票結果を確定し、勝者を公示するのになぜそんなに時間がかかるのですか。

California州の選挙法は、公式の開票結果確認を完了するために最大30日間の期間を設定しています。この期間は、58のすべての郡が各工程を完了するための合法的な時間です。選挙管理局は、それより早く開票結果確認を完了するかもしれませんが、法的な最大期間を遵守する必要があります。有権者の投票率が高いCalifornia州の最大規模の郡では、30日間の開票結果確認期間中、法的締め切りを満たすために、土曜日と日曜日も含め毎日働いている可能性があります。

公式開票結果確認に含まれる工程は次のとおりです。

California州選挙法の15302条では、

  • 選挙センターのスタッフから返品されたすべての材料と物資の検査
  • 投票記録上の名簿の署名のある発行済の投票用紙数、および投票数の確認
  • 発行済投票用紙の内訳、投票数、破棄数、無効数、または記録された投票数と投票印の識別、過剰投票の確認、及び不在者や暫定投票を含む投票数の確認
  • 公式開票結果確認に含まれていない、有効な郵便投票および暫定投票の処理と集計
  • 有効な書き込み投票の集計
  • 必要に応じて、破損した投票用紙の複製の作成
  • 必要に応じて、選挙を行う各管理委員会と州務長官に最終結果の報告。報告の結果には、選挙結果の認定と「投票声明」とも呼ばれる投票の詳細な報告書の作成が含まれる。

さらに、公式の開票結果確認には次のものが含まれます。

  • 未使用の投票用紙、破損(破棄)(選挙法14403-14404条
  • 無差別に選ばれた1%以上の選挙区で、投票器機により集計された投票の手動集計を実施する(選挙法15360条
  • 選挙法17部門に基づくすべての公式選挙資料の保管と保存

州法は、郡が認定する前に、選挙結果を検証するための追加の措置を講じることを制限していません。たとえば、Santa Clara郡では、有権者登録事務局は必要に応じて、Santa Clara郡自動再集計方針を実施する場合があります。

有権者の複数回投票をどのように防いでいますか。

Santa Clara郡のすべての有権者には、郵便投票用紙が発行されます。投票用紙が郵送される際には、各有権者の登録に記録がされます。最初の投票用紙を紛失または破損し、差し替え用投票用紙を要請した有権者の場合、最初に発行された投票用紙は無効とされます。有権者が郵便投票用紙を返送したり、投票センターで投票をした場合、その有権者の名前は、「すでに投票済」のデータベースに記録されます。有権者が別の投票用紙を郵送または直接投票しようとした場合、有権者登録事務局と郡の投票センターで使われている電子有権者名簿で使用されている選挙管理システムにより、選挙スタッフが有権者に別の投票用紙を発行する事を妨げます。

一つの選挙で2回投票することは法律に反するものであり、そうする有権者は起訴される可能性があります。

もし有権者が2回投票した場合はどうしますか。

慎重な調査の後、問題の有権者が複数の投票用紙にて2回投票したことが確認された場合、有権者のさらなる調査と起訴の可能性のために、地方検事局に報告されます。

選挙結果は、最終認定がされ当選者が公示される前に、検証または監査が行われますか。

はい、行われます。これは、選挙結果の開票結果確認における非常に重要な工程であり、法律で義務付けられています。上記の質問「選挙結果を確定し、勝者を公示するのになぜそんなに時間がかかるのですか。」をご覧ください。また、選挙結果の再集計と検証に使用されるさまざまな工程の詳細については、投票再集計に関するよくある質問と回答 のページをご覧ください。

1%の手動再集計とは何ですか。

California州の選挙法15360条のもと、全選挙区の最低1%で投票された票の手動集計を実施するために確立された選挙工程であり、全ての選挙項目が少なくとも1度は集計されるために、追加の選挙区も含む工程です。

さまざまな種類の再集計工程の詳細については、投票再集計に関するよくある質問と回答 のページをご覧ください。

郡で義務付けられている自動再集計と有権者要請の再集計の違いは何ですか。

郡で義務付けられた自動再集計は、公式の開票結果確認中に有権者登録事務局によって行われ、州の義務付けられた1%の手動の再集計と同様に、選挙結果が確定し、認定されるに行われます。有権者によって要請される再集計は、選挙結果が確定し、認定された後に要請されます。要請された再集計にかかる費用は、再集計を要請する人により全額支払われます。有権者が要請した再集計の開始、及び継続するためには、毎日の入金が必要とされます。

さまざまな種類の再集計工程の詳細については、投票再集計に関するよくある質問と回答 のページをご覧ください。

非公式結果と公式結果の違いは何ですか。また、どちらが最終結果ですか。

非公式結果は、開票結果確認のすべての工程を終了していない時点での結果です。公式結果が最終の認定された結果です。

ウェブサイトに掲載されている選挙開票結果と、投票声明に印刷されている認定選挙結果の違いは何ですか。

有権者登録事務局のウェブサイトに掲載されている結果には、選挙と各選挙項目に投票された票の総数のみが含まれており、投票方法(郵便投票もしくは投票センターでの直接投票)や選挙区別の結果の内訳は含まれていません。投票の声明(SOV)は完全な選挙結果です。選挙項目ごとの内訳、各候補者と法案に関して郵便投票か直接投票かの詳細を選挙区ごとに提示しています。