3種類の公職候補者
政党指名公職
大統領と郡中央委員会は政党が指名する公職です。有権者は自分が支持している政党指名の候補者にのみ投票が許可されています。（ただし、クロスオーバー投票と言われる、政党が無党派の有権者に対しても予備選挙への参加を認めている場合は除きます。）大統領については、各政党が全国的に選出した候補者が、総選挙の投票用紙に記載されます。郡中央委員会の場合は、予備選挙で最も多くの票を獲得した候補者がそのまま当選します。
有権者指名公職
州知事 | 出納官 | 合衆国上院議員 |
副知事 | 司法長官 | 合衆国下院議員 |
州務長官 | 保険総監督官 | 州上院議員 |
会計監査官 | 州査定平準局役員 | 州下院議員 |
上位二名の候補者による公開予備選法により、有権者指名公職に立候補するすべての候補者は、政党の優先順位に関係なく単一の統合された投票用紙に記載され、有権者はどの政党のどの候補者にも投票することができます。
上位二名の候補者による公開予備選挙法は、選挙区で最高得票数を得た上位二名の有権者指名候補者が、次の総選挙の候補者として投票用紙に記載されることを義務付けています。
無所属公職
無所属公職には、州公立学校教育長、司法機関、郡の公職、San Jose市、そしてSan Benito郡教育委員会が含まれます。候補者の支持政党は投票用紙に記載されず、有権者はどの候補者にも投票することができます。最多数決の場合（少なくとも50％と1票）、予備選挙で過半数の票を獲得した候補者が当選します。それ以外の場合は、予備選挙で最多得票を得た上位二名が総選挙に進みます。
California 州予備選挙に関するよくある質問と回答
California州の現在の予備選挙制度、またその基盤となったものは何ですか。
California州の予備選挙制度は、過去数十年で何度も変わってきました - 閉鎖型から公開型、そして修正を経て、現在の予備選挙制度である「上位二名予備選挙」と呼ばれる制度になりました。
簡単に言えば上位二名予備選挙は、政党に関係なく予備選挙で最多得票を得た2人の候補者が候補者として、その年の11月の総選挙に進むことを認めるものです。その候補者は、その選挙区に住む有権者によって選ばれた「上位二名」の最多得票者です。上位二名予備選挙の対象となる公職は、合衆国下院議員、合衆国上院議員に加え、州憲法上の役職（知事、会計検査官、州務長官など）、および州議会役職（州上院議員、州議会議員）です。
この制度は、2010年6月8日の選挙で有権者によって承認され（提案14）、2012年6月にCalifornia州、および連邦の代表を選出するために初めて施行されました。その年、California州では2つの予備選挙が実施されました。まず一つ目の選挙は2月に実施され、大統領と党中央委員会に立候補する政党所属の候補者が選出されました。2つ目の選挙は6月に実施され、上位二名予備選挙制度に基づいて、州および連邦の公職を目指す政党所属の候補者が選出されました。
California州の予備選挙では、政党が大統領予備選挙に先立ち、無党派有権者（支持政党を登録していない有権者）にもクロスオーバー投票により、大統領や郡中央委員会の公職の党派別投票を行うことを許可しています。支持政党を登録している場合は、その政党の大統領候補および郡中央委員候補にのみに投票することが許されています。
California州知事の予備選挙では、どのような投票用紙を受け取りますか。
California州の予備選挙制度では、投票資格を有する有権者は支持政党に関係なく、居住地に応じた候補者全員が記載された投票用紙を受け取ります。州知事やその他の州憲法、および立法機関の公職が含まれます。
「NPP」有権者とは何ですか。
No Party Preference(支持政党なし)- 無党派を示す別の言い方です。以前は、独立、無党派、または支持政党未開示として知られていました。この用語には、California州ではまだ政党として承認されていない政党に登録している有権者も含まれます。California州で投票資格のある政党、または投票資格を得ようとしている政党のリストは、州務長官のウェブサイト、「Registering to Vote投票登録」タブの下にある政党に関する情報をご覧下さい。
大統領予備選挙では、認可されている政党を支持政党として登録している場合、どのような投票用紙を受け取りますか。
大統領予備選挙では、あなたが支持している政党の投票用紙を受け取ります。その政党に指名大統領と郡中央委員会の候補者がいる場合は、投票用紙に記載されています。また、政党所属の州の公職（州上院、州下院）、連邦の公職（合衆国上院、合衆国下院）、無所属の公職（地方の上級裁判所判事、監査役会、市議会など）の候補者、および居住している場所に応じて投票資格のある州の提案や地方法案が含まれます。
大統領予備選挙では、NPP有権者の投票用紙にはどのような選挙項目が含まれますか。
有権者登録事務局は大統領予備選挙の前に、NPP有権者全員にハガキを送付します。それには、大統領予備選挙でクロスオーバー投票ができる政党、およびNPP有権者がそれらの政党のいずれかを選択し、その投票用紙が受け取れる様に配慮しています。当事務局は選挙期日の29日前から、選択された政党の郵送投票用紙の発送を開始します。
NPP有権者に政党の予備選挙に投票することを許可するかどうかは、予備選挙の138日前に各政党が決定をします。許可された場合有権者は以下の公職に加え、政党支持の大統領候補者が記載された投票用紙を受け取ります。
当事務局ROVは、ハガキに返信をしなかったNPP有権者には、政党所属の州議会（全州の公職、州上院と州下院）、政党所属の連邦議会（合衆国上院、合衆国下院）、無所属の州の公職（高等裁判所判事、監督委員会、市議会など）の候補者、および居住地に応じて投票資格がある州の提案や地方法案が記載されたNPP投票用紙を郵送します。
他の政党の大統領予備選挙に投票したいのですが、許可されていない場合、どうしたら投票できますか。
投票を希望する政党を支持政党として登録する必要があります。California州での有権者登録と支持政党の更新期限は、選挙期日の15日前までです。オンラインで登録を行うか、有権者登録申請書を有権者登録事務局に提出して下さい。
選挙期日15日前までの有権者登録締め切りが過ぎた後に支持政党の変更をするには、有権者情報変更申請書(VARF)を提出することで、新しい投票用紙を入手することができます。これはSanta Clara郡内の投票センター、もしくは有権者登録事務局にて申請して下さい。California州の予備選挙制度により、政党別の投票用紙は大統領予備選挙において、大統領と党中央委員会の公職にのみ使用されます。
NPP 有権者は、複数の政党の投票用紙を要請できますか。
いいえ。法律では、有権者は各選挙で一つの投票用紙にしか投票が許されていません。
NPP 有権者は、一つの投票用紙を受け取った後、別の郵便投票用紙を要請することができますか。
はい。有権者は差し替えの投票用紙や別の政党の投票用紙を要請する前に、未投票や書き損じた等の無効投票用紙を返却する必要があります。
California州の予備選挙制度の歴史に関するその他の 情報はどこで入手できますか。
州務長官事務局
電話: 1-800-345-VOTE [8683]
California 州務長官のウェブサイト
